前説
こんにちは。りんです。
前回の記事では草食系男子が持つべきマインド、そしてついつい言ってしまいがちなNGワードについて述べました。
今回は、とーんと話している時に「お前は意識的にか無意識なのか分からないけど、他人を寄せ付けないオーラを出していることが多い。」って言われて、その通りだし、同じような理由でモテない人って男女問わず多いのではないかと思ったので、「態度・価値観」について書きます。
ここで断っておきたいのですが、私の記事では異性との恋愛にフォーカスしております。
LGBTの方々への配慮がなってないとお叱りをいただくことがもしかしたらあるかもしれませんが、身の回りにおらず、実体験をもとに語ることができないので、男女間の恋愛に絞っていることをご理解いただけるとありがたいです。
異性にモテる人って
周りの、異性にモテる友達を思い浮かべて下さい。
きっとそういう人のほとんどが同性の友達も多いし、信頼されて仕事も任されている人が多いのではないでしょうか。
もちろん、同性間コミュニケーションは得意だしリーダーシップも発揮するタイプでも、異性とは上手く関われないという人はいると思います。
しかし、その逆はめったにいないはずです。(ごくまれに異性にモテること命で同性との関わりを疎かにする人はいますが、それは草食系男子が目指すべき像とはかけ離れているし、倫理観が合わないと思うので例外として扱います。)
僕は確かに広く友達の数を増やしたいタイプではない。
ですが、僕が積極的に関わりたいわけではない人に話しかけられると顔や態度に嫌がっているのが現れる(らしい)んです。
さて、ここで僕の本音です。
「そういうところがモテない原因なんだ」って言われると、「だったらそれで良い。我慢してまで交友関係を広げる必要はないでしょ」って開き直りたくなります。
でも、これは大きな間違いかもしれません、、、。
どこまで我慢出来る?
これは恋愛下手男子の成長日記でも書きましたが、話の幅が広い人の方が友達は増えるし、恋人が出来るチャンスも増えると思います。
しかし、非モテ男子の中にはこういう人って多いのではないでしょうか。
「趣味のことならいくらでも話せるけど、他の話題で面白い事を言うのは難しい‥。」
僕も正直この考え方です。
Jリーグ、イングランドプレミアリーグなどサッカーのことならいくらでも話せますが、大衆的な話題、例えば音楽、ドラマ、映画などのエンタメの話題についていけません。
ですがこれでは仲良くなってからはともかく、友達の数はなかなか増えていかないです。
結局、自分の中の時間のリソースをどこに割くかの問題だと思います。
モテる人はそれ相応の努力(決して苦痛ではないとは思いますが)をしているし、モテない人はその分自分の他の欲求を満たしている、という違いだと思います。
ただ、モテない人が話術、ファッション、振る舞い方などに気を遣うことって相当な労力を使います。言ってしまえば、ある程度の「我慢」が必要ということだと思います。
言い方は悪いですが、モテたいのなら自分の趣味やこだわりは少し犠牲にしなければならないということですね。
本音としては、僕は今ここの部分で譲歩するのが難しいです。深夜に海外サッカーを見るために早く帰る、(現状はコロナの影響で遠征はできませんが)週末のうちどちらかはスタジアムに行く、という生活を維持しながらお付き合いできれば良いなと思います。
でももちろん、男女双方が自分の時間、お金を恋人のために使うことで円満なカップルになると思うのでそんなわがままが通用するわけないとは分かっているのですが‥。
おそらく一生この生活を続けるわけにはいかないので、どこかで自分の中の比重を変えるのだと思います(笑)。
承認欲求
現代人はほとんどの人が承認欲求を持っていると思います。
異性との関わりの中で承認欲求を満たすということも一つの方法だと思います。付き合う付き合わないに関わらず、異性に「好き」って伝えられることは嬉しいですよね。
それは分かります。ただ、僕のように趣味に没頭する人というのは別の方法で承認欲求を満たしているのです。
同じ趣味を持つ人向けに情報発信したり、語り合ったりすることでも満たされるのです。
またしても自分の話で申し訳ないのですが、サッカー観戦が好きな人から「戦術に詳しい」、「プレミアリーグ全般について詳しい」って言われることはとても嬉しいんです(笑)。
ここまでの話をまとめると、モテない人は自分のために時間とお金を使い、承認欲求もモテる人とは別の方法で満たしているってことになります。ハッピーエンド!
とは残念ながらならないですね。両者には決定的な違いがあります。
ないものねだり
ではなんで僕は恋愛系の連載記事を2シリーズも持ち、恋愛のことについて書いているのか。
それはずばりモテたい、とまでは言わなくてもいわゆる「リア充」に憧れを多少なりとも持っているからです。
人間は得てして自分にないものを欲しがります。「恋人のいる/いない」、「モテる/モテない」という指標は分かりやすいし、恐らく人間の本能的な部分に近いのでなおさらその欲求は強まります。
では、逆の立場を考えてみましょう。
モテる人が「趣味に没頭できるなんてうらやましい!俺(私)もヲタクになりたい!」とはならないでしょう。そんな欲望を持ったことがないからです。
ここに不均衡が生まれます。「恋人なんていらないし」という発言がどうしても負け惜しみに受け取られやすいのはこのためでしょう。
僕はないもの、つまり恋人の存在と恋人から得られる承認欲求を欠いた状態で過ごしているので、どこか満たされていないんです。愛されたい‥。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
非モテ男子の強がり、複雑な胸中、本音。
恐らく共感して下さる方も多いのではないでしょうか。
これを読んでくださっている変わった女性がいらっしゃったらどう思うんでしょうか。想像すると怖いですね。
でも、きっと僕らと同じような悩みを抱えた女子もいるはず‥。
これに関して次回触れたいと思います。
それでは、次の記事をお楽しみに!