新しい生活、新しい環境。
これから一人暮らしを始める皆さんは期待に胸を踊らせていると思います。
一人暮らしを始めることで、生活力がついたり、実家で当たり前のようにしてもらっていたことのありがたみに気付けたりいいことがたくさんあります。
しかし楽しみな反面、一人暮らしには不安もたくさんありますよね。
一人で知らない環境に飛び込むわけですから当然だと思います。
今回はそんな不安を少しでも和らげるために、秋田から上京し、一人暮らし2年目になる僕が自身の感じたことを踏まえて、失敗しない部屋選びの重要ポイントを紹介します。
これから大学生になって一人暮らしを始める方も、実家通学から一人暮らしに変えたいという方も参考にしてみてください!
どこに住むべき?
まず最初に決めるのは住むエリアです。どのような場所に住むべきなのか、考えるべき要素を挙げていきます。
スーパーやドラッグストアへの距離
スーパーやドラッグストアは自転車で10分くらいの範囲には欲しいところ。生活必需品が買いやすいことはかなり重要なポイントです。
ドラッグストアではある程度の必要なものが揃いますが、肉や野菜など生鮮食品はあまり置いていません。
自炊をするのであれば、料理の具材が仕入れられるスーパーを利用するのがいいでしょう。
コンビニが近いことを重視する人もいますが、やはりコンビニは物価が高いので普段の生活で使いすぎるのは経済的にも良くないです。
また、コンビニが近いと深夜についつい食べ物を買いに行ってしまう危険が高まるので注意が必要です。
娯楽施設や飲食店の存在
個人的には、最寄りの駅近辺にはなくてもいいと思っています。カラオケや映画館、飲み屋など遊べる場所がある栄えている地域は住むと
生活に必要なものはなんでも揃うほか、バイトがしやすかったり、終電を気にせず遊んだりできます。ただし、このような場所は家賃が高
くなりがちです。自転車を使って駅に行くようであればあまりおすすめしません。
駅までの距離
これは近ければ近いほど便利ですし、近いほど家賃が上がっていきます。僕は駅の周りには何もないけど駅が近い物件を選びました。
東京ではどこに行くにも電車を使うので、駅までの時間短縮は移動時間の短縮に直結します。
あと他の人にはどうでもいいポイントかもしれませんが、外出の時、髪をセットした状態で自転車に乗りたくなかったというのも僕にとっては大きなポイントでした。
;大学からの距離
やはり通学がしやすい所がいいですよね。上に書いた条件を満たした上で大学に近ければなお良いですよね。
徒歩で通学できる距離であれば空きコマに家に帰ることができて便利ですね。
ただし、大学と近い家は友達の溜まり場となります。
一人暮らしがさみしい人はしょっちゅう人が来てくれるので楽しく過ごすことができますが、人を自分の部屋に入れたくない人は電車で通学する距離に住むのがおすすめです。
電車通学について
家の最寄り駅から学校の最寄り駅までの所要時間は長くても30分以内にはしたいところです。
歩く時間を含めて通学に片道1時間かかるとすると、往復で2時間です。
日によっては1コマしか授業がない日があるかもしれません。そんなとき、
「1コマの授業のために2時間かけて通学か〜。面倒だからサボっちゃお。」
なんて考えてしまう人は多いです。
そして1回サボってしまうと、2回3回サボるどころではなく、際限なくサボってしまうようになってしまいます。
自分はそうならないと思っている高校生の皆さん、入学する前は誰もがそう思っているのです。
そうならないためになるべく近くに住むことをおすすめします。
※サボる原因は通学時間以外にもたくさんありますが…
部屋選びについて
住むエリアの他に大事なことはもちろん、その部屋自体の条件ですよね!
部屋を選ぶとき、部屋の広さに重きをおく人は多いと思います。
でも部屋の条件は広さ以外にもたくさんありますよね?
意外と見落としがちな条件も一緒に紹介します。
部屋の広さ
正直いうと一人暮らしに部屋の広さはあまりいりません。
広い部屋を借りても空いたスペースは特に使わないし、むしろ散らかしてしまう人もいます。
6畳あれば十分暮らせます。
風呂・トイレが一緒か、別か
お風呂とトイレが別になっているセパレートバスの利点は、ゆっくり湯船に浸かることができる点と、お風呂とトイレが同時に使えるので、誰かが来ているときにも困らない点でしょう。
一方、お風呂とトイレが一緒になっているユニットバスの利点はほははた、家賃が少し抑えられる点、トイレの床もシャワーで流せるので、掃除がしやすい点でしょう。
ユニットバスではシャワーが浴槽のところにあるので湯船に浸かりづらいですが、
シャワーだけでいい人からしたらデメリットでもないです。かくいう僕はお風呂とトイレが別になっている部屋に住んでいますが、
浴槽を洗うのが面倒なためほぼ湯船に浸かることはないです。
正直一緒でもよかったかなと思ってます。
キッチンの広さ
自炊をしようと思っている方はここを意識した方がいいです。コンロは二口あると料理しやすいです。
ただ、一口でも電子ケトルや電子レンジを活用すればあまり苦労はないです。
そして見落としがちなのが調理スペース。
一般的にコンロと流しの間にありますが、まな板も置けないようだと、食材を切れないし、何よりやる気を失います。
自炊は食費を抑えることができるので楽しくやりたいですよね。
食事付きマンション
学生マンションなどでよくある食事付きのマンションの家賃は相場の部屋の値段に2万円ほど足したものになっており、
バランスの良い食事をしっかり取ることができます。
食べられる時間も決まっているので、リズムが整った生活が送れます。
しかし大学生なんかは付き合いで外食や飲みに行ったり、朝も遅くまで寝ていたい人が多いはず。
そのような人が住むとせっかく作ってくれたご飯が無駄になり、食費もただ払うだけになってしまうので注意を!
気に入った部屋で楽しい一人暮らし生活を!
住むエリア、住む部屋について、考えるべきポイントを挙げてみましたがいかがでしたか?
もちろん、挙げた条件以外にも、それぞれこだわりたい条件というのはあると思います。
予算が限られた中で、求めている条件すべてを満たしている部屋を探すのはとても難しいことです。
大事なことはこれだけは譲れないという条件に優先順位をつけて、妥協点を見つけることだと思います。
そのためには部屋は直接見に行ってここに住めるかを考えると良いでしょう。
部屋選びの開始時期ですがなるべく早い方がいいです。
推薦が決まっている方なら、合否が決まり次第、一般入試であっても、合否発表まで仮押さえできる不動産屋もあります。
これから一人暮らしを考えている方はぜひ、気に入った部屋を見つけて快適な一人暮らしライフを送ってください!